神経が無い歯は白く出来る?ウォーキングブリーチとはどんな治療?|船橋駅3分の歯医者|川手歯科医院

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神経が無い歯は白く出来る?ウォーキングブリーチとはどんな治療?

投稿日:2025年10月28日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは(*^_^*)受付吉川です!

最近は急に寒くなりましたが、皆様冬支度は済んでいますか??

私は暑がりなのでまだコートを出しておらず、そろそろ衣替えをしなければ・・・と焦っています!

体調を崩しやすい時期なので、ご自愛くださいね。

 

さて、今回は変色してしまった歯へのアプローチ方法についてお話ししていこうと思います!

皆様は「なんか前歯の1本だけ色が違う・・・」「神経が無い歯が、年々黒くなってきていて気になる・・・」「歯の色が気になっておもいっきり笑う写真に抵抗がある・・・」と思うことはありますか?

周りの歯は白いのに、1本だけ黒く変色している歯があると気になってしまいますよね。

原因は様々ですが、その中のひとつとして、神経がなかったり神経が死んでしまった時に変色を起こす場合があります。

しかし、こうなってしまうと通常のホワイトニングでは白く出来ません。

 

では、治したいと思った時にどのような治療法があるのでしょうか?

 

神経が無いまたは、神経が死んでしまった歯を白くする治療のひとつとして「ウォーキングブリーチ」という治療があります。

本日は、歯の変色とウォーキングブリーチについて、治療内容や金額も含め詳しく説明していきます!

 

まず初めに「ウォーキングブリーチ」とはどんな治療か、知っていますか?

 

簡単に言うと失活歯(神経が死んでしまった歯)に対するホワイトニングです

「ブリーチ剤を入れたまま日常生活を行う」というところから、この名前が付いたそうです(*^^*)

先程も書いた通り、神経が死んでしまうと歯は変色を起こし、周りの歯と色の違いが出てしまう場合があります。

ウォーキングブリーチの仕組みとして、通常のホワイトニングは歯の表面を白くする処置なのに対し、ウォーキングブリーチは歯の内部に薬剤を入れ、内側から白くしていきます。

治療の流れとしては、まず変色した歯の裏側にとても小さな穴を開けます。

そこから歯の神経が通っていた「根管」と呼ばれる部分に薬剤を注入します。

薬剤の成分ですが、通常のホワイトニングにも使用されている「過酸化水素」が主な成分で、酸素が歯の内部の色素を分解し、漂白する働きがあります。

また、必要に応じて薬剤を何度か交換することで、徐々に歯の色が白くなっていく、という仕組みです!

満足のいく白さになったら薬剤を除去し、蓋をして終了です。

 

さて、ここまでウォーキングブリーチの仕組みについて説明しましたが、そもそもなぜ日常生活の中で神経が失活してしまうのでしょうか?

「歯の神経が死んでしまった」という言葉を耳にすることがあるかと思いますが、どのような原因があげられるのでしょうか?

 

大きく分けると、細菌の感染と外部からの衝撃の2つです。

細菌の感染では、主に虫歯と歯周病です。

歯は何層にもなる硬い組織によって保護されていますが、虫歯で組織が壊れ、細菌が神経に感染すると炎症を起こします。

この時は激しい痛みを伴いますが、そのまま放置すると神経が死んでいき、痛みを感じなくなります。

時々「痛みを我慢したら治った」「痛かったが忙しくて歯医者に行けずにいたら治ったのでそのままにしている」という話しを聞きますが、治ったわけではなく、神経が死んでいってしまっている可能性もあります。

痛みを感じたら我慢せずにすぐ歯医者へ行きましょう。

 

また、外部からの衝撃では、転んでぶつけてしまったり、強い歯ぎしりや食いしばりなどといった原因があげられます。

 

神経が無い歯が変色してしまう原因としては

酸素や栄養が届かなくなるから

歯の内側には神経と血管が通っており、血液が栄養を届けています。

しかし、何らかの原因で神経を失うと血流がなくなり、歯の内部で代謝が行われなくなるため「象牙質」と呼ばれる部分にあるコラーゲンが劣化し変色する原因になります。

血液成分の残留

虫歯治療で神経を抜いた後、血液成分を取り切れず歯の内部に残ることがあります。これが鉄分と反応し、変色する原因になります。

薬剤や根管治療の影響

根管治療の際に使用する薬剤によっては、変色することがあります。

そのほか遺伝や加齢もありますが、主に上記の3つが多いです。

 

様々な治療がある中でウォーキングブリーチを行うメリットとしては

・削る範囲を最小限にできる

ウォーキングブリーチ最大のメリットは、歯をほとんど削らずに治療ができる点です。

セラミックスの被せ物やラミネートベニアでも白く見せられますが、健康な歯を削る必要があります。

ウォーキングブリーチは歯の裏側に小さな穴を開けるのみなので、とても低侵襲な治療です。

・費用が抑えられる

セラミックスの被せ物やラミネートベニアを審美目的で行うよりも、適応の場合はウォーキングブリーチを行う方が費用を抑えられる可能性があります。

・違和感が少ない

薬剤を交換する回数をご自身で決められるので、過度に白くなりすぎて違和感が出てしまうことを防げます。ご自身の歯なので異物感もほとんどなく、今まで通りの日常生活が出来ます。

 

また、気になる点としては

・白くなる回数には個人差がある

ウォーキングブリーチの効果は、個人の体質によって異なります。

・一時的な知覚過敏が起きる事がある

通常のホワイトニングでもそうですが、一時的に歯がしみるような知覚過敏の症状が出ることがあります。

・適応でない場合もある

歯の根に炎症があったり、過去に行った根管治療が適切に行われていない場合は先に治療を行う必要があります。

また、ご自身の歯に行う治療なので、既に被せ物をしている場合はウォーキングブリーチの対象にはなりません。

 

ウォーキングブリーチの費用は以下の通りです

1回目 税込み33,000円(202510月現在)

2回目以降 税込み5,500円(202510月現在)

 

いかがでしたでしょうか?

全体的なホワイトニングと併用するとさらに白くて綺麗な歯に仕上がります!

歯が綺麗だと、おもいっきり笑って写真に写るのが今よりもっと楽しくなりそうですよね♪

写真や絵を用いたより詳しい説明は当院のホームページにも載せているので、是非ご覧ください(*^_^*)

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その他、なにか気になることやお困りのことがあればお気軽にお問い合わせください♪

執筆:受付 吉川

 

 

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