手磨きと電動?歯ブラシどっちが良いの??|船橋駅3分の歯医者|川手歯科医院

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手磨きと電動?歯ブラシどっちが良いの??

投稿日:2025年12月3日

カテゴリ:スタッフブログ

みなさんこんにちは!
歯科衛生士の小澤です(^^)

12月に入り今年ももうすぐ終わりますね!
1年間があっという間ですね〜!

今年はどんな一年でしたか??
私は初めて韓国旅行に行ったことが今年一番の思い出です!

みなさんも、今年の思い出など聞かせてください!


みなさんは、歯ブラシって何がいいんだろう?と思ったことはありませんか?

結論から言うと、どっちでもOKです!


私も患者さんからも何度か電動歯ブラシの方がいいですか?という質問を受けたことがあります!

どちらの歯ブラシにも特徴があるので、電動歯ブラシと手磨き歯ブラシの違いなどお伝えしていきます。

歯並びや歯肉の状態、ライフスタイルなどは人によって違うので、自分に合った歯ブラシを選ぶことが大切です。



最初に歯ブラシを選ぶポイントについてお伝えしていきます!

①歯ブラシの清掃効率
清掃効率とは、短時間で効率よくプラーク(細菌の塊)を落とせるかということです。
手磨き歯ブラシにくらべて電動歯ブラシは、歯の平らな面のプラークを短時間で効率よく落としてくれます。


②歯ブラシの細部到達性
むし歯や歯周病の予防で重要になるのが、歯と歯のあいだや歯と歯ぐきの境目などの細かい部分のプラークを落とせることです。電動の場合、細部到達性を苦手とすることもあります。
また手磨き、電動に限らず細かい部分のプラーク除去が難しい場合もあるのでフロスや歯間ブラシなどを併用すると良いです!


③歯ブラシへの理解
どんな道具を使うにしても、その道具をよく理解し、使いこなせることが大事です。


④モチベーション
電動歯ブラシという特別感からモチベーションがあがり、歯みがきを継続できるようなら電動歯ブラシを取り入れるのも良いかと思います。

また、日常的な歯みがきを嫌がる子どもたちが電動歯ブラシに興味を持つことで、歯みがきを楽しめるきっかけになることがあります。


⑤歯ブラシを動かす力
以前はできていた手磨きでの歯ブラシによる細かい動きが、加齢や病気にともないできなくなるかたもいます。そのようなときには電動歯ブラシの力を借りる方法もあります。

また、オーラルフレイル(お口の機能のささいな衰え)があるようなかたでは、電動歯ブラシの振動がよい刺邀になって、お口を動かしやすくなったり、唾液分泌に効果的です。

また、歯を磨く力が強すぎてしまう方にもおすすめで一定の力で磨くことができるので歯ぐきの退縮予防にも繋がります。
しかし、使用方法を間違えてしまうと歯ぐきの退縮を促進させてしまうため注意が必要です。


次に、手磨きと電動歯ブラシそれぞれのメリットデメリットについてお伝えします!


手磨き歯ブラシ

メリット
・種類が豊富
さまざまな種類の製品が販売されており、毛先の種類や持ち手、乳児・学童用、仕上げ磨き用、歯周病用など、年齢や口腔内の状態に応じて選ぶことが可能です。

・手軽にどこでも磨ける
場所を選ばずにどこでも磨くことができます!
また、充電する必要がないので気軽に持ち運べることができます。



デメリット
・歯を磨く技術によって効果が違う
手用歯ブラシは細かい場所まで磨けますが、磨く技術の有無によって効果が異なります。同じ歯ブラシを使用していても、磨く角度やブラシの動かし方などによって歯磨きの効果に差が出てしまうため、手磨きの場合は磨く技術を身につけることが必要です。
技術がなければむし歯や歯周病のリスクが高まります。


電動歯ブラシ

メリット
・効率よく磨ける
電動歯ブラシは、人の手ではできない速さでブラシが振動するため、歯垢を効率よく除去できます。また、電動歯ブラシのヘッドには、ステイン用や歯垢除去用、歯ぐきケア用などの種類があり、使い分ければより効率的に磨くことが可能です。

・年齢に関係なく簡単にプラーク除去できる
電動歯磨きブラシの使い方はシンプルで、ブラシを歯に軽く当ててゆっくり動かします。そのため、子どもからお年寄りまで、年齢や歯磨きの得意・不得意に関係なく簡単にプラークを除去できます。



デメリット
・値段が高い
 充電や、電池交換に手間がかかってしまったり効果なものが多いです。

・当て方を間違えると歯や歯ぐきが傷つく
押さえつけたり自分で動かすなど使い方を間違えてしまうと、歯面が削れたり歯肉退縮が起こることもあります。


電動歯ブラシも手磨き用歯ブラシもそれぞれ良いところや特徴があり正しく使用できればお口の中の環境を良くすることができます。



最後に電動歯ブラシの種類についてです!
電動歯ブラシの種類は主に4種類あります。

①振動式
歯ブラシの部分が左右や上下に細かく動くタイプで、歯面のプラークを除去を除去できます。

②回転式
歯ブラシの部分が回転させて、プラークを除去していきます。

③音波式
200〜300Hzほどの音波振動によって生まれる気泡によりプラークを除去できます。

④超音波式
160〜200万Hzの振動でプラークはもちろん、バイオフィルム(細菌が集まってできたネバネバした膜)まで除去することができます。



むし歯や歯周病の原因となるプラークが付着してい箇所にブラシを当て、適切な力で、1本1本の歯を磨くことが重要です。


歯ブラシの当て方や、歯ブラシについてのお悩みなどあれば担当の衛生士に聞いてみてくださいね(^^)

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