歯が重要!食べるときに重要な『噛みごたえ』って何?
投稿日:2025年5月10日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは(^^)/歯科助手の福井です。
みなさんゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?
私は今年こそ山登りがしたいと思い、1人で筑波山に行き登ってきました!!
これを機に他の山にも挑戦していきたいですね〜
皆さんのゴールデンウィーク中の出来事も聞いてみたいので、当院に来た際はぜひ教えてください(^^)♪
さて、最近少しずつ夏に近づいてきたきましたね!
夏になると、うどんやそば等の麺類やきゅうりやトマト等の夏野菜が食べたくなるかな?と思います。
食べ物を食べるとき、食べる物の味も大切ですが、「食感」も楽しみの一つですよね。
私たちは、食べ物を味わうとき、舌を使って、甘さ、しょっぱさ、辛さ、苦さ、うまみといった味覚を感じています。
同時ににおいや香りなど嗅覚で感じるもの、熱さ・冷たさの温度感、歯ごたえ、舌ざわり、噛みごたえといった食感など様々なものから総合的においしさを満喫しています。
そのどれが欠けても、毎日の食事はやや味気のないものになってしまいます。
今回は、そのなかでも比較的歯に深く関わりがある『歯ごたえ』についてのお話をしていきます!
実際に歯ごたえという言葉をテレビの食レポでよく耳にすると思います。
お蕎麦やうどんの”コシ”、レンコンのシャキっとした歯切れの良さ、エビのプリッとした食感…
これらは一体どこで、どうやって感じているのか、考えたことはありますか?
食感を感じているもの…その正体は『 歯根膜 』です!
歯根膜は、歯の根っことそれを支えている歯槽骨の間にあります。その厚さ、わずか0.5㎜以下Σ(・ω・ノ)ノ!
私たちは極めて薄い膜に加わった圧力を感じて、食感を楽しんだり、食べ物を噛む力を調整したりしています。
また間違えてガリっと硬いものを噛んでしまったときなどには、歯や周りの骨を守るクッションの役割もしています。
この『歯根膜』ですが…
歯ぎしり・食いしばりをしてしまったり、歯周病になったりすると、歯根膜が正常に働かなくなり、上手く噛めなくなります。
さらに歯を失ってしまうと、歯根膜は一緒に無くなってしまいます…
たとえ入れ歯やインプラントで歯を補ったとしても、天然歯のような100%の食感を取り戻すことは難しくなるのです。
いつまでも楽しい食生活を送る為にも、自分の歯を失わないように日頃からしっかりケアをしていきましょう。
川手歯科医院では、正しい歯磨きの方法を来院時にお伝えし、その経過も写真を撮り比較しながら確認しております。
本当に正しい歯磨きを実践し、食感を楽しめるお口元を維持していきましょう!
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