唾液の重要な役割ご存知ですか?|船橋駅3分の歯医者|川手歯科医院

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唾液の重要な役割ご存知ですか?

投稿日:2024年6月22日

カテゴリ:スタッフブログ

みなさんこんにちは、トリートメントコーディネーターの米田です^^

そろそろ梅雨入りしそうですねTT

気持ち的にもどんよりしがちですがお気に入りの傘を大活躍させてこの時期を乗り切りたいと思います!

 

 

 

 

今日は唾液の話をしていきます。
みなさんは1日にどのくらいの量の唾液がご自身から分泌されているかご存知ですか?

 

 

 

実は1日に1~1.5リットル程の唾液が分泌されていると言われています。
わかりやすく例えるとペットボトル1本分です!!

 

 

一体そんなに分泌して何に役立っているの?と思う方もいらっしゃいますよね。 

そんな唾液には大切な役割が大きく分けて6つあるのでご紹介していきます。

 

 

1.自浄作用

汚れを洗い流す作用です。

適度な粘性を持った唾液がお口にいる汚れを洗い流してくれています。


口の中の食べカスを洗い流し、口の中をきれいにして虫歯や口臭を防ぎます。

 

2.緩衝作用

お口の中を中性に保とうとする作用です。

中でも甘いものを食べた時、虫歯菌が歯を溶かそうと作った酸を

中和してくれるので、唾液が多い方は虫歯になりにくいと言えます。

 

 

 

3.抗菌作用

菌やウイルスに対して殺菌・抗ウイルスをおこなう作用です。

体内の出入口である口は様々な菌やウイルスが入り込もうとしてきます。

そこの免疫の全てを担っているのが唾液です。

唾液の中には10種類以上の免疫物質や酵素が入っています。


がんの原因にもなる「活性酸素を減少させる」、なども報告されています。

 

 

4.湿潤作用

お口の中を保湿してくれる作用です。

お口の中の粘膜が乾燥していまうと炎症が起こりやすくなるので実は大事な役割です。

 

 

5.消化作用

唾液に含まれる酵素(アミラーゼ)が、食べ物に含まれるでんぷんを分解してくれます。


お米を良く噛んでいると甘く感じるのはこの酵素の作用です。


よく噛むと消化が良くなるのはこの作用も影響しています。

 

 

6.再石灰化作用

虫歯菌により溶けかけている歯を修復して強くする作用です。

唾液には歯の硬い成分の1つであるカルシウムやリンが多く溶け込んでいるので、弱っている歯の部分ではその部分を再石灰化させてくれます。

 

 

 

 

 

お口は全ての入り口というようにこのように唾液には様々な効果があり全身の健康にも大きく影響しています。

 

唾液は唾液腺というところから作られていますが、唾液腺は使わないと段々と機能が弱ってしまいます。

唾液腺の周りには顔の大きな筋肉が付いているので、筋肉を動かして唾液腺に刺激を与えましょう。

唾液腺マッサージなどをして刺激をしてあげたり、ガムを噛むこともお勧めします!

唾液腺マッサージをする場合は上の画像を参考にしてみてください!

 

 

そしてお口ポカンの人いらっしゃいませんか?

普段からお口が開いていて口呼吸になっている方はお口が乾燥しやすいです。

 

ぜひみなさんも唾液を意識してみてください^^

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