むし歯は削らずに治せる?|船橋駅3分の歯医者|川手歯科医院

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むし歯は削らずに治せる?

投稿日:2022年12月26日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは!衛生士の江頭です^ ^

 

皆さんクリスマスはどう過ごされましたか?

冷たい風が強く、外は寒かったですね>_<

とはいえお天気が良かったので、お出かけ日和になったのではないでしょうか?

外で過ごされた方、おうちで過ごされた方、それぞれの過ごし方をされていると思いますが、皆さんきっと素敵なクリスマスを過ごされたのではないかと思います(o^^o)

ちなみに私はおうちでも外でもクリスマスを楽しみました!

 

クリスマスが終わるとすぐ年末年始がやってきますね!

クリスマスから年始にかけて食べる日が続くと思います。

そこで気をつけていただきたいのが『むし歯』です!

 

皆さんはむし歯に対してどのようなイメージを持っていらっしゃいますか?

むし歯=穴があいているというイメージが大きいのではないかと思います。

しかし、むし歯になるといきなり穴があくわけではありません。

実はむし歯にも段階があるんです!

 

むし歯は、歯の成分が溶け出す『脱灰(だっかい)』から始まり、やがて歯に穴があいてむし歯になります。

穴があく前の『初期むし歯』の段階であれば、唾液の働きや毎日のケアで修復していくことができます!

 

まずそもそも『むし歯』とはどういう病気なのでしょうか?

むし歯とは、お口の中に存在するむし歯の原因菌(ミュータンス菌)が作る酸が歯のカルシウムを溶かして、やがて歯に穴があいてしまう病気です。

むし歯の原因菌である細菌(ミュータンス菌)は、まず歯に付着してプラーク(歯垢)を作り、食べ物に含まれる糖質を使って酸を作ります。

 

この酸が、エナメル質の内部から歯の成分であるカルシウムやリンを溶かし始めてしまいます。

これを『脱灰(だっかい)』といいます。

 

歯に歯垢が残ったままだと、酸がさらに作られ脱灰が進行してしまい、エナメル質の内部がスカスカになりやがて穴があいてしまいます。

 

歯に穴があく一歩手前の状態が『初期むし歯』と呼ばれていて、この状態であればまだ修復可能なのです!

 

 

では具体的にどうしたら修復できるのでしょうか?

 

以前他のスタッフのブログでもあったように、『唾液の働き』と『フッ素』がとても重要になってきます。

 

唾液の働きの中に細菌の作り出した酸を中和して洗い流す作用や、溶け出したカルシウムやリンを歯の表面に戻す作用があります。

これを『再石灰化』といいますが、唾液が沢山あるとこの『再石灰化』を促してくれます!

 

そしてフッ素は、この『再石灰化』を促進させてくれるというとても嬉しい作用があるんです!

 

細菌の活動を抑えてくれたり、溶け始めたエナメル質の修復や歯の質の強化をしてくれたりと、嬉しいことだらけのフッ素は、皆さんが普段お使いの歯磨き粉に入っていることが多いです。

 どれがいいのかわからないなどあれば当院のスタッフに気軽にお聞きくださいね^^

美味しいものを沢山食べて、唾液とフッ素でむし歯予防をして、楽しい年末年始をお過ごしください

 

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