あのトラブル大事な栄養素が不足している⁉噛むことで歯の健康を守ろう!
投稿日:2026年3月11日
カテゴリ:スタッフブログ
みなさんこんにちは!歯科衛生士の小板橋です!
突然ですが、みなさんは口内炎や口角炎(唇の端に起きる炎症)など、お口のトラブルで悩んだことはありますか?
口内炎や口角炎ができると、食事がしにくかったりストレスに感じますよね。
今回は、お口のよくあるトラブルと食事の関係についてお話していきます!
実は、よくあるお口のトラブルには栄養素が大きく関係しています。
5大栄養素(エネルギー産生栄養素)
①タンパク質
身体の組織を作るのに欠かせない栄養素です。
・筋肉/骨/歯/皮膚/毛髪/爪/臓器/血管/血液をつくる材料になる
・酵素やホルモン、抗体、神経伝達物質などの材料になる
・血圧の調整をする
・免疫や代謝に関与する
・神経機能の維持をする
②脂質
効率の良いエネルギー源となり、細胞膜や身体の機能をコントロールするホルモンの材料となります。
③糖質(炭水化物)
3大栄養素の中で最も素早くエネルギー源になり、体温を保つ働きがあります。
また、糖質の中のブドウ糖は脳のエネルギー源になります。
さらに、3大栄養素に加えて欠かせないのが次の2つです。
④ビタミン
身体の働きを調整してくれる栄養素で、代謝に欠かせません。
⑤ミネラル
身体の構成材料になったり、生体機能を整えてくれる栄養素です。
ミネラルも代謝に欠かせません。
5大栄養素の中でも、特に口腔内と関わりの深い栄養素が不足すると、お口のトラブルが起きやすくなります。
よくあるお口のトラブル
口内炎・口角炎
①ビタミンA:皮膚や粘膜の健康維持や、治りを早める働き
②ビタミンB群(ビタミンB2、B6、ナイアシン):粘膜の保護や生成、炎症を防ぐ働き
③ビタミンC:ストレスに対抗してくれる働き。人はビタミンCを生成することができないため、積極的に摂取しましょう。
④亜鉛:免疫力を保つ働き。また、亜鉛は唾液をつくる材料でもあるため、不足すると口腔内乾燥や口唇の乾燥に繋がり、口角炎を発症しやすくなります。
異常絞扼反射が強い(嘔吐反射)
①タンパク質:身体の全てにおいて土台となります。
②鉄:不足すると喉の異物感や詰まり感が起こりやすくなります。
③亜鉛:不足すると消化器粘膜の萎縮が起こり、嘔吐反射を引き起こします。
歯肉からの出血
歯肉からの出血がなかなか改善されない、プラークの付着具合の割に出血が多いと感じたことはありますか?
原因はプラークだけではないかもしれません!
まず、歯ぐきの主成分はコラーゲンです。
そして歯ぐきは、外界に接している上皮組織と、その内側の結合組織の2層構造になっています。
その結合組織の約60%がコラーゲンです!
そんなコラーゲンは、細胞が傷つくと分解が進んでしまうため、守るための材料が必要です。
①タンパク質
コラーゲンはタンパク質の一種です。タンパク質は説明した通り、全てにおいて土台になってくれるため、健康な歯ぐきに大切な存在です。
②ビタミンC
コラーゲンの生成に必要不可欠です。また、鉄の吸収をサポートしてくれるため、相乗効果があります。
③鉄:骨、皮膚、粘膜の代謝を行います。
健康なお口のために特に必要な栄養素は、タンパク質、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、鉄、亜鉛であることが分かりましたね!
これらの栄養素を積極的に取り、お口の健康を守っていきましょう!!
eatright(イートライト)
みなさんはeatright(イートライト)を聞いたことはありますか?
これは「正しく食事をとる」「正しい食事をする」などの意味があります。
みなさんは毎日の食事にどれくらい時間をかけていますか?
朝時間がなくて、仕事が忙しくて、しっかりと食事の時間が取れていないなど、食べる時間が短い・噛まない・流し食べになっていませんか?
噛まない食事を続けていると…
噛まない
↓
噛めなくなる
↓
偏食・唾液の量低下
↓
歯が汚れやすくなる
↓
虫歯や歯周病になりやすくなる
↓
歯を失う
↓
噛まない…
このように負のサイクルができてしまいます。
永久歯が抜ける原因の約7割が、う蝕と歯周病です。
噛まない食事を続けて歯がなくなってしまうなんて、絶対に避けたいですよね。
使っていない筋肉が衰えるように、歯も口も使わなければ衰えてきます。
なので、しっかり噛んで食べる習慣はとても大切です。
よく噛む
↓
噛む力を維持できる
↓
十分な栄養素や唾液量
↓
歯が汚れにくくなる
↓
虫歯や歯周病になりづらくなる
↓
歯を維持する
↓
よく噛む…
よく噛むと、こんなにいいことがあります!!
よく噛むための7つのポイント
①具材を大きく切る
②歯ごたえを残す
③食材の組み合わせに工夫する
④水を置かない
⑤床に両足の足底をつける
⑥急がない(せかさない)
⑦+楽しむ
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これは、80歳まで1日3回食事をしたと仮定した食事の回数です。
こう見ると、より私たちにとって食事はとても大切なものだと分かりますね。
食べたいものをおいしく食べるためにも、歯やお口の健康を一緒に守っていきましょう。
お口のトラブルや、日々の食生活で困ったことなどありましたら、担当歯科衛生士に相談してみてくださいね(*^^*)
執筆:歯科衛生士 小板橋
船橋の歯医者|口コミで人気の川手歯科医院|船橋駅3分
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