持病やお薬は歯科治療に関係ある? ~安全な歯科治療のために知っておきたいこと~|船橋駅3分の歯医者|川手歯科医院

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持病やお薬は歯科治療に関係ある? ~安全な歯科治療のために知っておきたいこと~

投稿日:2026年7月22日

カテゴリ:スタッフブログ

みなさんこんにちは!
歯科衛生士の五十嵐です♪暑い日が続き、いよいよ夏本番ですね!
外に出るだけで汗をかいてしまうような毎日ですが、みなさん体調は崩されていませんか?
私は普段、冷房の効いた歯科医院で過ごすことが多いので、お休みの日に外へ出ると
「こんなに暑かったんだ!」と毎回驚いてしまいます。
室内と屋外の温度差で体調を崩しやすい時期でもあるので、みなさんも無理をせず、水分補給をしながらお過ごしくださいね。

さて、今回は歯科医院でよくお聞きする「持病」や「服用しているお薬」についてお話ししたいと思います。

問診票を書くときに
「歯の治療なのに関係あるの?」
「血圧の薬だから伝えなくても大丈夫かな。」
「前にも書いたから今回は書かなくていいかな。」
そんなこと思ったことはありませんか?

 実は、この情報は安全に歯科治療を受けていただくために欠かせない、とても大切な情報なんです。
私自身も患者さんとお話ししていると
「薬は飲んでいるけれど歯医者には関係ないと思っていました。」と言われることがあります。
だからこそ、私たちは毎回確認させていただいています。

持病やお薬を伝えていただきたい理由

歯科治療は、お口の中だけを診ているように思われがちですが、実際には全身の状態とも深く関わっています。麻酔を使ったり、抜歯をしたり、歯周病の治療を行ったりすると、お身体に負担がかかることもあります。

持病や服用しているお薬によっては、
・血圧が大きく上がる
・出血しやすくなる
・傷の治りが遅くなる
・感染しやすくなる
など、治療方法や治療後の経過に影響する場合があります。

もし私たちがその情報を知らないまま治療を進めてしまうと、患者さんの安全を守ることができません。だからこそ、問診や診療前の確認をとても大切にしているのです。

 高血圧の方が歯科治療で注意すること

歯科治療では、緊張や痛みで血圧が上がることがあります。
特に高血圧で治療を受けている方は、心臓や脳に負担がかかることもあるため注意が必要です。

以前、治療前に血圧を測定した患者さんで、とても高い数値が出た方がいらっしゃいました。
患者さんは「今日治療してほしいです。」と希望されていましたが、お話を伺うと、病院や歯科医院へ来ると血圧が上がってしまう「白衣性高血圧」の可能性がありました。
少し休憩していただいてからもう一度測定しましたが、十分に下がらなかったため、その日は治療を延期することになりました。

せっかく来院していただいたのに申し訳ない気持ちもありましたが、私たちが一番大切にしているのは、患者さんが安全に治療を終え、元気にご自宅へ帰っていただくことです。そのため、必要に応じて血圧を測定しながら治療を進めています。

血液をサラサラにするお薬を飲んでいる方

血液をサラサラにするお薬(抗血栓薬)を服用されている方は、抜歯などの処置をしたあとに、通常よりも出血が長引くことがあります。
そのため、「今日だけ薬を飲まなければいいですか?」と聞かれることもあります。しかし、自己判断でお薬を中止することはとても危険です。
現在では、多くの場合、医科と連携した上でお薬は継続したまま歯科治療を行います。
必要に応じて止血をしっかり行い、安全に治療を進めますので安心してください。

骨粗しょう症のお薬を飲んでいる方

骨粗しょう症のお薬の中には、抜歯後にあごの骨が治りにくくなることがあるお薬があります。
頻度は高くありませんが、治療が長引く原因になることもあるため注意が必要です。
骨粗しょう症のお薬を飲んでいる方や注射で治療を受けている方は、必ず歯科医院へお知らせください。
必要に応じて主治医の先生とも連携し、お身体の状態やお薬の種類を確認しながら、安全な方法を一緒に考えていきます。 

糖尿病の方が歯科治療で注意すること

糖尿病では、傷が治りにくくなったり、感染を起こしやすくなったりすることがあります。
また、血糖コントロールの状態によっては、治療後の経過にも影響する場合があります。
「治療中に気分が悪くなると困るから。」と食事を抜いて来院される方もいらっしゃいますが、糖尿病の方は低血糖になる危険性があります。
そのため、普段どおり食事をしてから来院していただくようお願いしています。

 歯科と医科が連携する理由

川手歯科医院では、必要に応じて医科の主治医の先生と連携しながら治療を進めています。
同じ病気でも、お薬の種類や服用期間、お身体の状態は患者さんによってさまざまです。
だからこそ、「歯だけ」を診るのではなく、お身体全体の状態も考えながら治療を行っています。
私自身、「歯医者さんなのに、そこまで確認するんですね。」そう患者さんに言われたこともあります。
でも、それは医療人として、患者さんに安心して治療を受けていただきたいという思いがあるからです。

まとめ

いかがでしたか?
持病や服用しているお薬は、一見すると歯科とは関係ないように思えるかもしれません。
ですが、安全な歯科治療を行うためには、とても大切な情報です。
長く通院されている方でも、新しくお薬が増えたり、病気が見つかったりすることがあります。そんな時は、どんな小さなことでも構いませんので、ぜひ私たちに教えてください。
また、お薬手帳をご持参いただくと確認がスムーズになります。

 川手歯科医院では、これからも患者さんのお口だけでなく、お身体全体の健康を考えながら、安全で安心できる歯科医療を提供していきます。

定期検診についてもホームページで詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
https://www.kawate-shika.net/menu/yobou/
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

執筆:歯科衛生士 五十嵐

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