親知らずからの虫歯、歯周病のリスクとは?抜歯前後の注意事項!
投稿日:2026年8月26日
カテゴリ:スタッフブログ
みなさんこんにちは!
歯科衛生士の小板橋です^^
お盆休みも終わり、学生の方は夏休み終盤にかかっていますね!
最近は大雨や雷など大変だったと思いますが、皆さんは夏の思い出は作れましたでしょうか?
さて、今回は「親知らず」についてお話をしていきたいと思います!
歯ぐきがうずく感じがあるけど、親知らずまだ抜かなくて大丈夫だと思っていませんか?
だましだまし過ごしているうちに、親知らずが原因のむし歯や歯周病で、隣の歯まで影響したり、並びが変わり奥歯で噛めなくてなったりしてしまいます。
親知らずのトラブルは、周りの歯ぐきが腫れるだけではありません!
どんなトラブルが起きるのか
問題のある親知らずを放置するとどんなトラブルが起こるのでしょうか?
むし歯
隣の歯との間の歯ブラシで掃除ができないところにプラークが溜まりやすいため、親知らずだけでなく、咀嚼として必要となる親知らず手前の第2大臼歯までむし歯になってしまいます。
歯周病
溜まったプラークが炎症を起こし、歯を支える骨が溶けて失われます。
知らないうちに進行をし治療が手遅れになると、親知らずと一緒に第2大臼歯も抜くことになってしまいます。
歯ぐきの炎症
プラークや食べかすが溜まり歯ぐきが炎症してしまいます。
放置すると頬や首の腫れ、発熱などを起こし蜂窩織炎になってしまうこともあるんです!
蜂窩織炎とは
皮膚やその下の組織に起きる細菌感染症のことです。
特に親知らずの炎症は油断禁物で、舌の下、頬、下あご、そして首へと、周囲の軟組織の隙間をつたって急速に拡大しやすいのが特徴です。
お口の周りの咀嚼筋にも炎症が回るので、お口が開けにくくなったり、食事が飲み込みづらくなったりしてしまうこともあります。
親知らずだけでここまで生活にも支障が出てきてしまうんです。
噛み合わせが悪化
親知らずに押されて手前の歯が倒れ、上の歯とうまく噛み合わなくなって食事などに支障が出てしまいます。
また、スペースがないところへ親知らずが無理に歯列の奥の隅っこに生えるため、隣の頬の粘膜を繰り返し噛んで傷つけてしまいます。
抜歯当日の注意事項
親知らずを抜かないといけないのはわかっているけど勇気が出ないや緊張するということもいらっしゃると思います!
少し知っているだけで、気持ちがグッと楽になる注意事項をまとめました!
①いつも飲んでいるお薬は普段通り服用
医師から服用の中断指示が特にない場合は、持病の薬は普段通り飲んでいただいて大丈夫です!
②当日体調がすぐれないとき
持病のない方でも、体調がすぐれない時は延期をしましょう!
処置中に気分が悪くなったりしてしまうため無理はせず日を改めてください!
③運転は控えましょう
口の中の味が気になったり、麻酔が切れて痛みが出たりしたら運転に集中できません!
帰宅する時に危ないので、ご自分で車を運転して来院するのは控えてください!
④食事は抜かないようにしましょう
緊張して喉を通らないや気分が悪くなってしまうからやめとこうと食事を抜かないようにしましょう!
処置中に麻酔を行うため歯を抜いた後はすぐに食事ができません!
また、空腹で気分が悪くなってしまう可能性もあるためしっかりとご飯を食べてからご来院ください!
これらのことを守って安心安全な治療を受けましょう!
また、当日は出血するためお気に入りの洋服や白い服は避けるようにしてください。
抜いた後の治り方について
親知らずを抜いた後穴が空いたままなの?元通りに治るのかな?と疑問に思っている方いらっしゃると思いますので、抜いた後どんなふうに治るのか説明していきます!
術後当日は骨からジワジワと血が染み出て溜まります。そして、翌日以降から血が固まって血餅になり、むき出しになっていた骨を守ります!
2週間後、穴の上が粘膜でふさがり、下からは新しい骨ができていきます!
約3ヶ月後には、まだ骨は柔らかいですが、増えた骨で穴がふさがります!
治る経過でとても重要なのが血餅です!
むき出しの骨を守る血餅が取れてしまうと「ドライソケット」という状態になります。
ドライソケットになるととても痛いため、この後歯を抜いた後の注意事項についてお伝えしていきますね!
抜歯のあとの注意事項
親知らずを抜き終わったらどう過ごしたら良いのか分からない方も多いと思います!
抜いた後もドライソケットにならないよう傷口を守るために気をつけていただきたいことがありますので、お伝えしていきます!
①歯磨きやうがい、お風呂について
抜いたところに血が固まってできたゼリー状のものを「血餅(けっぺい)」といいます。これは傷口を守って、治っていくための大切なフタのような役割をする
血餅ができにくくなるため歯を抜いたところは歯ブラシを当てないようにしましょう!
強いぶくぶくうがいや頻回なうがいもNGなので、うがいをしすぎずに水をふくむ程度にします!
また、血流が良くなるため当日はお風呂も控えてください!出血がしやすくなります!
②食事、飲酒、運動について
当日の食事は麻酔がきれてからです!!
麻酔が効いていると頬っぺたや唇を知らぬうちに噛んでしまいます。
麻酔が効いている時間も個人差があるためしびれた感覚がなくなるまでは控えるようにしましょう!
また、刺激物や飲酒、激しい運動も当日は控えるようにしてください。
もし、食べ物が穴に入っても自然に排出されますので、無理にほじくらないように注意もしましょう!
③出血してきたらどうする?
当院は受付でガーゼを帰りにお渡ししています!そちらのガーゼを10~20分ほどしっかり噛んで止血します。
翌日までは唾液に混ざる程度の出血はあるかと思いますが、気になって頻繁にうがいをしてしまうとかえって出血が止まらず、血餅もできません!
ドクドク出る出血だった場合はすぐに当院にご連絡してください。
④腫れてつらい時どうする?
頬が腫れて熱を持っている時冷やしたくなると思いますが、冷やしすぎないようにしてください!
氷や保冷剤で冷やすと、かえって傷の治りが遅くなるので、冷水を絞ったタオル程度で冷やしましょう。
当院は親知らずを抜いた後注意事項について必ずご説明をしております!
もし不安なことやご不明点がありましたら、ご遠慮なくご相談してくださいね!
痛くない親知らずの抜歯・移植|親知らずは抜かない?船橋駅3分の川手歯科
まとめ
親知らずを放っておくと色々のトラブルに繋がります。深刻な状態になる前に親知らずを抜き、お口の中からトラブルの火種を取り除いて、ご自身のお口とからだの健康を思っていきましょう。
自分の親知らず大丈夫かな?や親知らず抜く予定があるけど不安なことが多いと悩んでいる方はお気軽とご相談してくださいね!
執筆:歯科衛生士小板橋
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